近未来と夢の世界【ハーモニー、パプリカ】
はい、タイトルにある二作品を観ました。
・ハーモニー
「虐殺器官」と同じ、伊藤計劃氏が執筆した小説のアニメーション映画。
今回のハーモニーも、ジャンルとしてはSF。舞台は近未来、人々がシステムによって管理されている社会が舞台。
ハーモニープログラムの内容を聞いて、なんとなくエヴァの人類補完計画を思い出した。
自分が自分で無くなるということ。
最後は結局、プログラムが作動してしまったんだよね。
あの後の世界を見てみたい。人々は、より合理的で、無駄のない生活をしているということなのかな。感情も持たずに。
引き換えに、悲しいことも起きない世界なんだろう。
ある意味、理想郷なのかもしれないね。
しかし僕は、このエンディングには虐殺器官以上の絶望を感じるんだ。
元の世界と、プログラム作動後の世界。
平和ボケしている僕には、どっちがよりよい世界かなんて、分からないや。
トァンとミァハのラブストーリーという側面もちょっとだけあったかな?
……というかトァンの片思い?
これも小説読もう……かな。
・パプリカ
故・今敏監督のアニメーション映画。
今敏監督の作品で観たことあるのは、「東京ゴッドファーザーズ」。
偶然が偶然を、奇跡が奇跡を呼び込む話で、とても面白かった。
パプリカは、夢と現実をいったり来たりする話。
夢の描写が、なんだか不安感を煽るような何とも言えない不気味さを漂わせていた。
狂気に近い、何かを感じた。
現実だと思ってたら、実はまだ夢の中だったというのはなかなかぞっとするね。
黒幕の理事長、あれ飲み込まれてどうなったんだろか(笑)
てか、あの二人(パプリカの人とおデブ)くっついてたのかよ……
パプリカも小説が原作らしいねあんまり詳しく知らんけど。
千年女優、PERFECT BLUEは面白いのかな?
いやー、
やっぱアニメ観てると日本に生まれてよかったなーと感じるなあ(´∀`)
・おまけ
今週の幼女戦記、なんで総集編やねん……
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