新海誠監督作品鑑賞会【秒速、言の葉、雲のむこう】
「君の名は。」で一躍時の人となった、新海誠監督の過去作品を、「星を追う子ども」以外一気見した。「ほしのこえ」は鑑賞済みなので除外。
新海誠作品のauビデオパスの配信終了日が3日までだったのに夕方くらいに気付き、慌てて観た(笑)。「星を追う子ども」はあと一年あったから、とりあえず後回し。
本日観たのは、三つ。
感想も交えて書きます。
何だこれ……なんてまぶしいんだ……
そして、最後のあの終わり方なんだ……
秒速5センチメートルは、全三話からなる。
第一話、桜花抄
第二話、コスモナウト
第三話、秒速5センチメートル
一話、二話は学生時代の話で、青春!青春!!って感じ。
甘酸っぱいというか、こんな女の子いたらなあ……なんて思っちゃったよ(笑)
貴樹は、結局明理をずっと好きだったということでいいのかなあ。
というより、忘れられない感じかな。
三話目では、貴樹は日々に流される社会人になっているけど、
そこリアルにしなくていいから!(泣)
勘弁してください。今すんごい実感してるから。
あと明理と結婚しとけよお……
最後の踏切で顔を合わせない終わり方は、「君の名は。」と対象的だよなあ。
まああれで踏ん切りついたんだろうな。踏切だけに。
雪野さん可愛い。年齢含めて。
昼間からビール飲んでる、というスタートは最悪だけど(笑)
まあそれは置いといて、時間が経つにつれての心境の変化がええのう。
雨の日が楽しみになるほど、その時間が大切なものになっていく。
「梅雨が明けてほしくなかったな……」とか口に出るほどに。
どうでもいいけど、東京ってあんま雨降らんよね(笑)
日々の何気ない交流で、雪野さんの心の傷が治っていく。
タカオを振るシーンは、なんか大人な対応だ……と思った。
「ごめんなさい」とかは言わないんだよね。
「雪野さん、じゃなくて先生でしょ?」って。
雪野さんはめちゃくちゃうれしかったと思うんだよ。でも、やっぱりいろいろあって、「はい」とは言えないんだろうなあ。
そういうもやもやが、最後の爆発に繋がるんだろう。
タカオが先輩たちに向かっていくシーンもかっこいいぞ。
個人的に、今日見た中で一番かなあ。終わり方もいいし。
SF要素が入ってるけど、よく分からんわ!(笑)
「ほしのこえ」もそうだったけどね。
まあ、新海監督の作品はSF要素あっても、それが話の主軸じゃないからあまり問題ないけど。
主人公の二人、なかなか有能だな。
あの飛行機飛ばした最後とかも、彼ら高校生だよね?
特に拓也なんかは、研究員の仕事も手伝っているみたいだし……
銃も持ってるし、社長とテロ行為に走ろうとするし。
この三年間で何があったんだよ。
十年経っててもおかしくなさそうな成長してるぞ。
好きな女の子と世界の秩序、どちらを取るか?
この作品には、そういった究極の選択があった。
男なら、女の子っしょ!
……まあ、塔もぶっ壊すから、結果的にどっちも救ってるんだけど(笑)
観終わった後、wiki観たんだけど、
「十数年が経ち、大人になった浩紀は(中略)、隣には誰もいなかった」。
こんなシーン最後にあったっけ……
追記:見返してみたら、最初のシーンかな?これ。
え?じゃああの後どうなったんだよ。なんであんなもの悲しげなんだよおおお?
【総評】
どの作品も、鑑賞後もやもやしたものが心に残る。
「君の名は。」みたいな、分かりやすい展開でハッピーエンド!というものではない。
万人受けするかは、確かに微妙かもなあ。
僕はこういうの大好きだけど(笑)
「星を追う子ども」は、次の休みにでも観ようかな。
てか、これ書いている間に日付変わったんだが、ビデオパスの配信期間延長されてるな……「ほしのこえ」以外。
なんで!?
せっかくなんだから全作品延長しとくれッ!!!
See you next entry!→