スパイダーマン ホームカミング
スパイダーマン ホームカミングを鑑賞した。
みんな大好きマーベルのヒーロー、スパイダーマンの最新作である。
今までのスパイダーマンは単独での作品だったけども、今回はアベンジャーズの一員という面が強く押されている。
観る前の印象は「なんだかなー」という感じだったが……
以下、ネタバレ
スパイダーマンは過去にもリブートされているし、こういった新作を鑑賞すると、どうしても過去の作品が頭をよぎる。
あ、ちなみに私、トビーマグワイア三作は観たけどアメイジングは観てません。ごめんなさい。
過去作品って、ピーターパーカーがスパイダーマンになるまでが結構丁寧に描写さえていたと思う。
ベンおじさん死亡、「大いなる力には大いなる責任が伴う」などなど。
だが、今回の話の中心にあるのは「いかにトニースタークに認めてもらうか」である。
「ニューヨークのヒーロー、親愛なる隣人」というよりは「アベンジャーズのスパイダーマン」を目指しているわけ。
ここが作品の方向性としては大きな違いかな。
すでに蜘蛛に噛まれてる状態。
それを友達にさらっと説明して終わり。
もうマーベル作品はソロではやらないんだろうなあ。
今回のピーターは15歳って言ってたかな。
かなり幼い設定になっている。
結構勢いで行動して空回りしたり、いろいろと物ぶっ壊したりする。
まあでもこの辺は他のアベンジャーズでもお約束な感じだが。
トニースターク、アイアンマンも彼が幼くて無鉄砲ということがわかっている。
何だかんだピンチの時には助けてくれてたし。
船真っ二つの時に助けに来た時は鳥肌たったわあ。
彼の発明のオーバーテクノロジーっぷりは相変わらず。
今作のスパイダーマンスーツはスタークの発明なのだけれど、あれはもうアイアンマンスーツだよ!
ちょっと何言っているかわからないかもしれないけど、なんか様々な機能がついてるし、ジャービスみたいな話相手いるし。あの薄そうなタイツに!
「数百万ドルかかった」って言ってたけど、そりゃそうだというくらい超ハイスペック。
スーツなのに目の部分めっちゃ動くなあ、と思っていたのだが、そういうことなのである。
でも彼の持ち味、ウェブシューターの元はピーターの発明品である。偉いぞ!
スパイダーマンの人気な理由って、等身大のヒーローであることだと思うんだけど、今回もいろいろ悩んだり葛藤したりしていて、そこんところは他のヒーローとは違うな、って思う。
あと戦っているときに軽口たたいたりとか。
こういうところはきっちり描写されていたので満足。
あと個人的には終わり方がすごくよかった!
トニースタークに認められて、アベンジャーズの新メンバーとして迎られるんだけど、「近くの人々を守りたい」って断るところ。
最終的には「親愛なる隣人」になることを選んだピーター。
これでなんかもうすべて許せました。
やっぱこうでなくっちゃ。
他、気になったこと。
・トニースターク、恨み買いすぎ問題
アベンジャーズの頭脳がこれでどうする。
・ヒロインがかわいそうだった。
でもピーターといい雰囲気になったけど報われない感じがスパイダーマンっぽくていいのかも。
お父さんも悪いことしてたけどさ、最後命を助けてもらった恩義を忘れてない感じだし。
家に行ってあの男が出てきたときは「!!!?」ってなったよね?ね??
・ニューヨークの摩天楼を飛び交うシーンが全然なかった。
でもウェブシュータ―はいろいろとかっこよく使われているから退屈することはなかった。
・メイおばさん、若くてお綺麗ですね。
ベンおじさんはもう亡くなっているのか。
・キャップかっこよす。
・スパイダーマン見たこと無い人は、ピーターの超人的な反射神経や身体の頑丈さについてよくわからないんじゃないかな?スパイダーセンスとかさ。
うむ、こんなもんか。
普通に面白かったし、スクリーン映えする映像の連続で非常に興奮した。
相変わらず金かけてるねえ。
こんな作品を定期的に作ってしまうマーベルスタジオは化け物だよ。
とてもじゃないけど、太刀打ちできないな。
あ、最後になるけどこの映画、
「アベンジャーズ エイジオブウルトロン」の後日談のシーンから始まるから、余裕あれば観たほうがいいよ!
シビルウォーは普通に面白いからおすすめ!
See you next entry!→