恩山、エテルノ滞在中。

スクスト、映画の感想時々その他を適当に書く自己満ブログだよ。

天気の子

新海誠監督最新作、『天気の子』を観てきた。

 

 

うーむ、なんだかんだ面白かった。

 

絵はすごーくきれい。登場人物もかわいい。

これだけでスクリーンで観る価値はあるかも。

絵の繊細さはやっぱり凄い。

ただ今回は東京都が舞台だったから、君の名は。の岐阜みたいな田舎の風景はなかったかな。

 

声も特に違和感なかった。モブ数人が棒読みだったくらい笑

なんかネタにされてる本田翼の声だけど、個人的にはあまり気にならなかった。

 

 

 

 

 

内容は、君の名は。よりも『こまけぇこたぁいいんだよ!!!』感がパワーアップした気がする。

よりファンタジー感がね。ファンタジーか?

 

結局あの天気の世界はなんだったんだ。

あの魚はなんだったんだ。

まぁ、人智を超えるものなんだろうな。深く考えてはいけないんだろう。

陽菜を救い出す代わりにずっと雨になっちゃったもんな。

三年?くらいずーっと雨になっちゃったんだよね。

……この展開必要だった?笑

重い代償でしたね。

 

 

今回の東京はなんか汚いものが多くうつっていた感じがした。

陽菜が能力を得たところは廃ビルだし、新宿池袋あたりの乱雑した雑居ビルがガンガン出てくる。

あとラブホとか満喫とか。

この辺りの描写は最初の方は結構ガンガンきてびっくり。

君の名は。の東京は綺麗すぎた感あるものな。

 

 

【メインキャラに思ったこともろもろ】

帆高

好きな子のために法を犯しまくる将来有望な少年→青年。

過去は全然描写されなかったな。これも小説とかで補完するのだろうか。

『帰りたくないんだ』とかちょこちょこ言ってのにな。

結局、高校生の我儘に過ぎなかったのか。

走り方からして、運動はあんまり得意じゃなさそう。

あのシーンは今作品中でも上位にくるツッコミ&シュールポイントでは?誰か止めろよ。

 

陽菜

帆高に出会えてよかった18歳。実は15歳。その歳から水商売はいくらなんでもやべえ。そういえば、お父さんはどこにいるのだろうか。

15歳なのにしっかりしてるねぇ。……むしろしっかりしすぎだけど笑

 

圭介

ちょっとだらしないけどやるときはやるおじさん。かっこよかった。小栗旬の演技うまかった。ちょっと淡々としすぎてた気もするけど。

三年で地味に会社でかくしてる有能。

 

夏美

今作品の(ちょっとだけ)お色気担当。

スタイルいい美人さん。上に書いたけど、本田翼の演技は個人的には気にならなかった。

まぁ、何も知らなかったら、愛人とはいかなくてもただならぬ関係か?とは思うよね。

 

 

先輩もとい凪

マセすぎィ!

君の名は。四葉と同じく、年齢の割にしっかりしすぎて面白い。

でもこいついないとラブホに泊まるシーンが生々しくなりすぎちゃうから、ある意味超重要キャラ。

 

 

 

 

 

 

そしてそして、今作最大のファンサービス……

君の名は。のキャラが出演してる!!!

 

瀧くん、三葉、四葉、てっしー、さやちー。

 

特に瀧くんは割とガッツリ出てた。

もちろん声も前作と同じ。

瀧くんはそっくりさんかなー?と最初ちょっとだけ思ったけど、次に出てきた三葉はネームプレートにがっつり『MIYAMIZU』って書いてあったからな。

あ、じゃあやっぱりあれも瀧くんだ、と。

四葉もわかった。

でもさ、僕、てっしーとさやちーがどこで出たかわからなかったんすよ……

どしゃぶりの中、駅でバス待ってたカップル?あれってこの二人だった?それくらいしか心当たりがないんだよね。

エンドロールでみんなクレジットされてたからねー。

ていうかてっしーとさやちーがでてたのはそれで知ったんだけども。

 

 

 

てか今wikiちらっと見たけどがっつりネタバレしてるな。

まぁ、君の名は。の「糸守が実はありませんでした!」みたいな衝撃展開は天気の子にはないけど。

 

 

今回も、音楽はRADWIMPSが作ったみたいです。すごい(小並感)

CD買いました。

 

 

 

 

と、ここまでダラダラ書いておいて何だけども、個人的には君の名は。のほうが好き笑

それは僕がSFが好きって言うのが大きいんだけども。

そういう意味で言うと、今回の天気の子のほうが、万人受けする設定なのかも。

君の名は。は、言っちゃえばタイムリープによる過去改変だからなぁ。

 

 

 

天気の子はSF、というよりはファンタジーかな?

ただ、個人的には、現実的(リアル)とファンタジーのバランスがちょっと微妙かな〜と感じてしまった。

ただ、アニメは勢いと演出で割となんとかなる、言っちゃえば誤魔化せるから、観ているときはあまり気にならなかった。盛り上がるシーンはとんでもなくテンション上がる。細かいことがかき消されるくらいに。

 

やっぱり盛り上がりどころって大事。

圭介が警察殴って「帆高、行け!」って言うシーンとか、グランドエスケープ流れるところとか、帆高が陽菜を助けた後、二人でゆっくり落ちていくシーンとか……

小説版も買った。これから読むけど、活字のみになったらどういう印象を抱くのか、楽しみ。

 

 

前に『夜は短し歩けよ乙女』を読んだとき、そのアンバランスさについていけないところがあって、最後までいまいち乗れなかったんだよなぁ。

天気の子の小説版はそうならないよう祈る。

 

 

 

 

もう一回は見に行こうかな。

さすがに君の名は。まではいかないだろうけど、興行収入がどれくらいいくか、非常に気になる。

 

 

 

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